【マレーシア】中国東方航空、東南アジアの航空市場に照準[運輸](2019/06/18)

中国東方航空は、同社傘下の格安航空会社(LCC)中国聯合航空の東南アジア市場参入を狙っている。中国の広域経済圏構想「一帯一路」の下、航空分野でも展開を後押しする考え。中国聯合航空のシュウ・シェン副社長の話を17日付スターが伝えた。

シュウ氏は「一帯一路の参加国・地域に就航し、『空のシルクロード』を構築する」と語った。中国聯合航空は2014年に格安航空市場に参入。保有機材数は現在49機だが、向こう3~5年で新路線の就航に伴って80機に増やす計画だ。

「マレーシアのLCCエアアジアは、中国の低価格旅行市場でも巨大なシェアを握り、(われわれが参入しても)競合になるとは思えない。まずは、旅行者にエアアジアに代わる選択肢を提供していく」と抱負を述べた。

また、シュウ氏は中国・北京で今年9月に開港予定の北京大興国際空港についても触れ、「中国聯合航空だけでなく、同じく中国東方航空の子会社となる上海航空にとって商機になる」と語った。北京大興国際空港は800億人民元(約1兆2,500億円)を投じて建設され、旅客収容能力は年間1億人となる見通し。

■キャセイ、KL便が好調

一方で、香港に本拠を置くキャセイパシフィック航空はマレーシア市場を重視しているようだ。カントリー・マネジャー(マレーシア、ブルネイ担当)のアンナ・チョイ氏は「具体的な計画はないが、マレーシアは安定市場とみている」と述べた。

キャセイパシフィック航空はペナン―香港線を週に2便、クアラルンプール―香港線を1日4便飛ばしている。アンナ氏によると、クアラルンプール―香港線の有償座席利用率(ロードファクター)は50%を超えており、好調だという。

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