【ミャンマー】トヨタ、ミャンマーで新型アバンザを発売[車両](2019/06/17)
豊田通商のミャンマー現地法人「トヨタ・エー・アンド・サンズ(TTAS)」は14日、同国内でトヨタの多目的車(MPV)「アバンザ」の新型モデルを発売した。
アバンザは7人乗りで、自動車ローンの浸透を追い風に、子どもがいる若い世代の家庭に需要が高まっている。新型は車体のフロントデザインなど外装を一新し、運転性能やオーディオシステムの機能も高めた。インドネシアで生産した完成車(CBU)を輸入販売し、価格は2万米ドル(約217万円)。
生産地のインドネシアでは主力モデルのアバンザだが、ミャンマーでは、小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「ラッシュ」の人気が最も高く、アバンザの販売台数は、小型セダンの「ヴィオス」、ピックアップトラックの「ハイラックス」に次ぐ4番目になる。
トヨタは現在、近隣国で生産したCBUの輸入販売を行っており、昨年の販売台数は3,017台だった。年内にもヤンゴン近郊のティラワ経済特区(SEZ)に工場を着工し、2021年からハイラックスを年2,500台現地生産する計画だ。