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【シンガポール】ロート製薬のアイス店、海外初[サービス](2019/06/13)

ロート製薬はアイスキャンディー専門店「パレタス」の海外1号店をシンガポールにオープンする(イメージ図、同社提供)

ロート製薬はアイスキャンディー専門店「パレタス」の海外1号店をシンガポールにオープンする(イメージ図、同社提供)

ロート製薬は12日、子会社のジャパンパレタス(神奈川県鎌倉市)がシンガポールの中心部にアイスキャンディー専門店「パレタス」の海外1号店を出店すると発表した。今月13日にオープンする。

パレタスの新店舗は、中央商業地区(CBD)にある複合施設キャピタル・スクエア内の1階に新設される日本食をテーマにしたフードコート「GOCHI」に設置する。店舗面積は約13平方メートルだ。

パレタスは、季節ごとに収穫される旬の新鮮な果物や野菜を果汁、ジェラート、ヨーグルトなどに混ぜ合わせたフローズンフルーツバー。本店の鎌倉店を含め、日本では関東を中心に3店舗を展開している。

メニューは日本の店舗と同じで、季節限定商品を含め20~30種類をそろえる。価格帯は7Sドル(約560円)前後。シンガポール店限定商品「シンガポール・スリング」も提供する。販売目標などは明らかにしていない。

年間平均気温が28~32度と高いシンガポールでは冷たいデザートの需要が多いため、パレタスのおいしさを1年中楽しんでもらえると見込み、出店を決めた。

ロート製薬の広報担当者はNNAに対し、「シンガポールは(パレタスの)ニーズが合致する有望市場として、進出先の候補に挙がっていた。その中で(GOCHIという)有力な場所から誘いがあったことが出店のきっかけとなった」と説明した。

同担当者はまた、「シンガポールはアジアのハブとして世界中から人や情報が集まる場所のため、パレタスを通じて同国から日本の食や健康に関する考え方を発信したい」と意気込みを語った。

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