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【ミャンマー】ヒューマン、ヤンゴンでIT人材を育成[経済](2019/05/29)

ヒューマンホールディングスの子会社で人材サービス事業を運営するヒューマンリソシア(東京都新宿区)はこのほど、ミャンマー最大都市ヤンゴンに、ITエンジニアに日本語などを教える「GITトレーニングセンター」を開設した。ヒューマンリソシアは、センターで教育後の人材を即戦力として年100人採用する計画だ。

同センターは、ヤンゴン市の情報通信系企業が集まるMICTパーク内に開設した。日本での就業を希望し、基礎レベルの日本語を既に話すITエンジニアに、無料で2~3カ月間、コミュニケーション能力向上に重点を置いた日本語教育を提供する。併せて、日本のビジネスマナーや就業環境なども教える。

カリキュラム終了後は、ヒューマンリソシアが採用し、日本国内企業のプロジェクトにITエンジニアとして派遣する。

ヒューマンリソシアは、海外でエンジニアを採用して日本の国内企業に派遣する「グローバルITタレント(GIT)サービス」を展開しており、既に30カ国から500人以上のエンジニアを派遣した実績がある。ミャンマーでも、2018年から現地での採用セミナーを定期開催しており、既に50人以上のITエンジニアを採用している。

ミャンマー人エンジニアは、ITスキルの高さや日本文化への親和性から、日本の顧客企業から高い評価を得ており、今回のセンター開設に至った。将来的には、同様の取り組みをミャンマー以外にも展開し、GITサービス全体で19年度末にITエンジニア1,000人体制の構築を目指す。

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