【ミャンマー】生活習慣病の専門病院が着工、日本が協力[医薬](2019/05/07)

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ミャンマー最大都市ヤンゴンで4月28日、生活習慣病患者の治療を専門とする国内初となる病院が着工した。日本から建設資金として提供される86億6,100万円は、ミャンマーでの日本の無償資金協力としては最大規模となる。

日本の協力で「ヤンゴン新専門病院」が建設される(JICA提供)

日本の協力で「ヤンゴン新専門病院」が建設される(JICA提供)

新たに建設される「ヤンゴン新専門病院」は7階建てで、述べ床面積は約2万7,000平方メートル。病床数は316床で、コンサルタントに山下設計や梓設計などが起用され、工事は大成建設が担う。2021年初頭に完工予定だ。

国際協力機構(JICA)によると、ミャンマーでは所得向上で食生活が変化し、生活習慣病を原因とする脳卒中などによる死亡が急激に増えている。生活習慣病でも特に多いのが、虚血性心疾患や脳卒中などの循環器系疾患で、死因の25%に当たる。このためヤンゴン新専門病院には、隣接するヤンゴン総合病院から、脳神経外科、脳神経内科、心臓血管外科、循環器内科の4診療科を移設し、最新の医療技術を活用して診療レベルを向上させる。

具体的には、24時間体制の医療サービスを提供するほか、ミャンマーの気候に配慮し、家族が付き添える環境や、患者と分離したスタッフの動線なども整備する。また、ミャンマーの国立循環器病センターとしては初めて教育・研究機能を有する。着工式であいさつしたJICAミャンマー事務所の唐澤雅幸所長は、「ヤンゴン新専門病院は、ミャンマーと日本の両国政府、ならびにミャンマー・スポーツ・保健省とJICAの友好の象徴となる」と語った。

JICAは東部カヤー州ロイコーや北東部シャン州ラショー、中部マグウェー管区、南部タニンダーリ管区ダウェーの総合病院の改修や、医療人材の育成などをこれまでに支援している。

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