【マレーシア】グラブ、アプリに顔認証技術導入[社会](2019/04/15)
配車サービス大手、グラブのマレーシア法人、グラブ・マレーシアは、登録ドライバーの安全性を確保するため、アプリに乗客の顔認証技術を導入した。12日付スターが伝えた。
顔認証技術は、マレーシア運輸省との提携で導入された。アプリを初めて利用する乗客は自分の写真を撮影し、登録を済ませる必要がある。顔認証によって乗客による犯罪を抑止する効果が期待される。
グラブのマレーシア責任者、ショーン・ゴー氏は「顔認証技術を通じ、ドライバーの安全だけでなく、乗客のプライバシーも守られる」と述べ、撮影された写真が認証目的にのみ使用され、ドライバーへは表示されないと説明した。
ゴー氏によると、乗客のドライバーに対する犯罪は、アプリの初回利用から4回以内に起きる傾向があることが分かっているという。