【台湾】京鼎精密科技、中国・南京で半導体設備工場着工[IT](2019/03/27)

EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手、鴻海精密工業のグループ会社で半導体設備を手掛ける京鼎機密科技(フォックスセミコン)は25日、今月18日に中国江蘇省南京市で新工場を着工したと発表した。中国での半導体産業の成長を商機として捉えるとともに、インターネットを使った製造工程のスマート化を活用し、半導体設備のバリューチェーンを作る考え。

26日付経済日報が伝えた。京鼎は昨年9月の董事会(取締役会)で、南京での工場設置方針を決定しており、これまで建設計画の策定を進めてきた。第1期工事は2020年9月の完工を予定している。

半導体設備のバリューチェーンを形成する園区を設置する構想について、京鼎は半導体設備用部品業者に入居を呼び掛け、顧客への総合サービスの提供を目指すとしている。同社関係者は、将来的に自社はサービス業の役割を担う考えを示した。今後6年間の投資額は20億人民元(約330億円)に上る見通し。同社は、3~5年で南京の半導体設備業者を園区に集結させたい考え。

■売上高・利益は過去最高

京鼎が発表した18年の連結業績は、売上高と純利益がともに過去最高となった。売上高は、前年比13.9%増の93億500万台湾元(約333億1,600万円)、純利益は11億6,200万元だった。今年の業況見通しについて、同社は顧客企業が発注に消極的になる中、経営体質の改善を進めると説明。業績は18年並みの水準を維持する方針を示した。

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