【タイ】日系AI新興、鉄道系から約9億円を調達[IT](2019/03/21)

シンガポールを拠点に人工知能(AI)を活用した広告事業などを展開するエニーマインドグループは20日、タイの高架鉄道(BTS)運営・不動産開発会社BTSグループ・ホールディングス傘下の広告会社VGIグローバル・メディアなどから800万米ドル(約8億9,000万円)を調達したと発表した。VGIと合弁会社も設立し、タイでデジタル屋外広告事業を展開する。

VGIと総合リース大手の東京センチュリーを引受先とする第三者割当増資を実施し、800万米ドルを調達した。VGIと設立する合弁会社では、VGIがタイの公共交通機関や町中で展開するデジタルサイネージにAIを活用した広告を導入する。デジタルサイネージにカメラを設置して、見る人の性別や年齢層などを分析し、最適な広告コンテンツの配信を行う。

VGIなどから調達した資金は合弁事業のほか、企業の買収にも充てる。20日には、テレビ番組の制作などを手掛けるタイのTVサンダー傘下で、同国最大級のインフルエンサーネットワークを持つモインディ・デジタルを買収したと発表。モインディは動画投稿サイト「ユーチューブ」や動画配信サービスアプリ「LINE TV」で合計500以上のチャンネル、3,000万以上のチャンネル登録者数、月間6億回を超える視聴回数を有している。

エニーマインドグループは、十河宏輔最高経営責任者(CEO)が2016年4月にアドアジア・ホールディングスとして創業。現在は11カ国・地域で事業展開している。これまで、無料通信アプリLINEなどから総額3,590万米ドルを資金調達している。

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