【インドネシア】お好み焼き千房社長「地元に愛される店に」[サービス](2019/03/19)

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千房ホールディングス(大阪市)の中井貫二社長は18日、インドネシアの首都ジャカルタに1月下旬にオープンしたお好み焼き店「千房」1号店について、邦人メディアのインタビューに答えた。インドネシア人客の割合が全体の6~7割を占めている。中井社長は「地元のお客さんに愛されるお好み焼き店にしたい」と述べた。

千房1号店で取材に応じた千房ホールディングスの中井社長(左)と、JADDIフーズのドニCEO=18日、ジャカルタ(NNA撮影)

千房1号店で取材に応じた千房ホールディングスの中井社長(左)と、JADDIフーズのドニCEO=18日、ジャカルタ(NNA撮影)

1号店は、南ジャカルタの商業施設「ガンダリア・シティー」に出店した。座席数は90席。1日の客数は平日で平均200人。客単価は1,200~1,500円で、あらかじめ想定していた目標金額を達成している。

国民の大多数を占めるイスラム教徒に配慮して、豚肉を使用しないメニューを提供している。最も人気が高いのは、鶏肉、牛肉、シーフード入りの「千房お好み焼き」(10万ルピア=約783円)。インドネシアの人たちにも受け入れられるように、海外や日本国内の店舗にはない新メニューとして、ご飯入りでピリ辛味をきかせた「インドネシアお好み焼き」などを開発した。中井社長は「ラーメンがジャカルタ首都圏を中心に人気を博しているように、お好み焼きも国民食として広めたい」と語った。

今後の出店計画については「まずはこの1号店をしっかり固めたい。サービスや商品の質を維持することを最優先して、店舗を急速に拡大することは考えていない」と説明。だが、年内か来年中に2号店を、ジャカルタ中心部の商業施設「グランド・インドネシア」か南ジャカルタの「コタ・カサブランカ」のどちらかに開設することを計画、交渉を進めていると明らかにした。

千房がインドネシア進出を決めたのは、日本貿易振興機構(ジェトロ)が2017年に外食産業を対象に実施したビジネスマッチングがきっかけだった。店舗の運営は、千房がライセンス契約を締結した地場JADDIフーズが手掛けている。中井社長は「地方でもレストランの経営実績のある同グループのリソースを活用していきたい」と話した。

JADDIフーズのドニ最高経営責任者(CEO)は「お好み焼き専門店はまだジャカルタに少ないので、千房の出店を決めた」と述べた。お好み焼きにも使われるマヨネーズは、フュージョンずしなどにトッピングで多く使われ、日本に旅行経験のあるインドネシア人を中心に認知度が高まってきたという。

ドニ氏は「お好み焼き以外のアラカルトメニューも豊富にそろえているため、夕食の時間帯にも客の入りが多い」と述べた。会員制交流サイト(SNS)や、店舗に招待した人気ブロガーが情報を発信することで、口コミで人気が広まりつつあると感じていると話した。

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