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【香港】モスが海外初の日本コンセプト店、九龍湾に[サービス](2019/03/21)

モスフード香港は、日本をテーマにした海外初のコンセプト店をオープンした=九龍湾(NNA撮影)

モスフード香港は、日本をテーマにした海外初のコンセプト店をオープンした=九龍湾(NNA撮影)

ファストフードチェーン「モスバーガー」を運営するモスフードサービス(東京都品川区)傘下のモスフード香港は19日、日本をテーマにした海外初のコンセプト店を香港・九龍湾の淘大商場(アモイ・プラザ)にオープンした。メニューや店の内装などで和風を前面に打ち出したほか、香港市民の健康志向の高まりを受けてサラダメニューを充実させた。

オープンしたのは「モスカフェ淘大商場店」。モスバーガーの日本本部が監修し、従業員の制服や食材選び、商品の包装まで和のテイストを取り入れた。同店では期間限定の「天丼ライスバーガー」を今月27日から先行して販売する。香港のモスバーガー系列店で初めてとなる焙煎機も設置した。

モスバーガーは2006年10月に香港に進出し、域内の店舗数は現在、モスバーガー20店、モスカフェ5店となっている。モスフードサービスの瀧深淳国際本部長によると、より多くの香港市民にモスを知ってもらえるよう住宅街である九龍湾に出店した。

モスバーガーの海外店舗数は18年時点で368店、海外の年間売上高は262億円に上る。瀧深国際本部長は「ベトナムのようにまだ進出していない地域の市場を開拓する」と今後の方針を述べた。

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