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【インド】高速鉄道整備で入札開始、2千億ルピー規模[運輸](2019/03/18)

インド西部のグジャラート州アーメダバードとマハラシュトラ州ムンバイを結ぶ高速鉄道整備事業で、約50%に当たる区間の建設に向けた入札が15日に始まった。政府筋は事業費を2,000億ルピー(約3,200億円)前後と試算しているもようだ。

実施機関である国家高速鉄道公社(NHSRCL)が公告を出した。高速鉄道の全長は約500キロで、入札の対象となるのはグジャラート州バドダラと両州の州境に位置するザロリ村を結ぶ237キロで、応札書類の提出期限は7月15日。落札者は、バルチやスラトといった4駅や高架橋、車両基地を含めて設計と建設を担う。工期は42カ月間。

同事業では、日本の新幹線方式の採用が決まっている。タイムズ・オブ・インディア(電子版)によると、円借款契約を結んだ国際協力機構(JICA)との協定に基づき、入札に参加できるのは一定の要件を満たした日本とインドの建設企業に限られる。

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