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【マレーシア】駐在員の住宅賃貸、KLは月平均1621ドル[建設](2019/03/15)

マレーシアの首都クアラルンプール(KL)の駐在員向け住居賃貸料は、月額平均で1,621米ドル(約18万800円)――。英人材調査会社ECAインターナショナルの調査で分かった。14日付マレーシアン・リザーブが伝えた。

ECAが昨年9月に実施した「宿泊施設調査」の対象は、駐在員向けの平均的な住居である「家具なし3ベッドルームタイプのマンション」。KLの賃料は過去3年間にわたり、国内経済の低迷や供給過剰などにより下落傾向を示していたが、18年は前年比で112米ドル上昇した。

一方でアジアの主要都市と比べると、上位10都市の最下位であるバンコク(3,880米ドル)と比べても半分以下で、KLの賃料はまだ低い水準にとどまっていることも分かった。賃料が最も高かったのは香港の1万929米ドル(世界でも首位)で、2位以下は東京(8,668米ドル)、上海(5,305米ドル)、ソウル(5,245米ドル)、横浜(4,865米ドル)。東京の賃料は観光客の増加なども影響し、首位香港を超える伸びを示した。

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