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【タイ】選挙迫り有権者の投票先固まる=バンコク大[政治](2019/03/11)

タイの私立バンコク大学が9日発表した下院総選挙と次期首相に関する最新の調査結果によると、各政党、各首相候補ともに支持率が上昇した。投票日が24日に迫ってきたことを受け、有権者が投票先を決め始めたことが理由。政党支持率ではタクシン元首相派の「タイ貢献党」が、次期首相候補ではプラユット首相が首位を維持した。

調査は4~6日に実施し、1,735人が回答した。「総選挙で投票するか」との質問では、「投票する」が96.7%(1週間前の調査では96.5%)、「投票しない」が1.5%(1.3%)、「未定」が1.8%(2.2%)だった。

支持する政党は、未定が21.6%(53.4%)、タイ貢献党が21.7%(12.8%)、プラユット氏を首相候補に擁立した親軍政政党「国民国家の力党」が19.0%(11.6%)、民主党が15.5%(7.6%)、新未来党が12.0%(5.7%)だった。

次期首相候補では、未定が17.7%(46.0%)、プラユット氏が24.8%(17.2%)、タイ貢献党のスダラット氏(元保健相)が17.3%(12.0%)、民主党のアピシット党首が13.3%(6.9%)、新未来党のタナトン党首が11.3%(5.5%)だった。タイ貢献党では、チャチャート氏(元運輸相)も4.6%(2.9%)の支持を獲得している。

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