【インドネシア】経済と観光の2特区が今週新規稼働へ[経済](2019/03/12)
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インドネシアの東カリマンタン州のマロイ・バトゥタ・トランス・カリマンタン経済特区と、バンカブリトゥン州ブリトゥン島のタンジュンビンガ観光特区がそれぞれ14日と16日に稼働する。8日付ビスニス・インドネシアとインベストール・デーリーが伝えた。
ブリトゥン県のヘルマント観光局長によると、タンジュンビンガ観光特区は、アクセス道や各種インフラ設備がほぼ完了し、シェラトンホテルの建設工事も進捗(しんちょく)率が9割に達するなど順調だ。観光特区の面積は324ヘクタール。
マレーシアに本拠を置く格安航空会社(LCC)大手エアアジアと協力し、6月をめどにブリトゥン島のタンジュンパンダン空港と、マレーシア・クアラルンプール、首都ジャカルタ、東ジャワ州スラバヤを結ぶ路線を開設、ブリトゥン島へのアクセス向上を図る。
マロイ経済特区は、条例の整備が遅れているが、国家経済特区委員会のエノ事務局長は「制定を待たずに取りあえず稼働に入る」と述べた。