【インドネシア】クアラタンジュン港が近く全面供用開始へ[運輸](2019/03/08)

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インドネシア北スマトラ州のクアラタンジュン港が近く、全面供用を開始する。北ジャカルタにある国内最大のタンジュン・プリオク港に次ぐ国際的ハブ港となる。6日付ジャカルタ・ポストが伝えた。

国営港湾運営会社プラブハン・インドネシア(ペリンド)1が運営する。ターミナルの貨物取り扱い能力は60万TEU(20フィートコンテナ換算)で統合型ITシステムや自動ガントリークレーンなど最新のインフラ設備を備える。

ルフット調整相(海事担当)は「既に一部が稼働しているが、2~3週間のうちにジョコ大統領が正式に開港を宣言する」と述べた。物流コストの削減によってコモディティー価格を現状より35~55%低く抑えることができ国際的競争力を持つようになる。また、大型クルーズ船などの寄港によって外国人観光客の増加も期待できるという。

貿易面では、台湾の万海航運(ワンハイラインズ)の4,500TEU規模のコンテナ船がすでに2度寄港しており、パーム油由来品を中国へ輸出した。中国の上海まで近隣のベラワン港からは12日かかるのに対し、クアラタンジュン港からは8日に短縮できる。

観光面では、定員3,000~5,000人のクルーズ船が停泊できるようになる。昨年はマレーシア、シンガポール、オーストラリアの客船が寄港、世界最大のカルデラ湖であるトバ湖や州都メダンを訪れた。昨年、メダンを訪れた外国人観光客は約23万人に上る。しかし、観光インフラの整備が大きな課題となっている。

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