【韓国】売却説に終止符か、韓国ミニストップ[商業](2019/01/29)
28日付韓国経済新聞は、韓国ミニストップの売却が中断されたと報じた。ミニストップの親会社であるイオングループが、ロッテグループなどの買収に興味を示していた企業に伝えたという。昨年からささやかれていた売却説に終止符が打たれそうだ。
韓国ミニストップの売却説が浮上したのは昨年7月。ロッテグループのセブン―イレブンや新世界グループのEマート24など同業に加え、プライベート・エクイティ・ファンド(PEF)運用会社のグレンウッドPEなどが買収に名乗りを上げていたとされる。
ただ、韓国ミニストップは当初から売却説を否定していた。同社の広報担当者は昨年7月、NNAに対し、「(売却説は)証券業界で出回っているうわさにすぎない。営業実績は好調で、18年3~5月期の営業利益も前年同期に比べ3倍以上に増えている」と反論していた。