【ベトナム】信金中央、ベトナム企業との商談会を初開催[金融](2019/01/24)
信金中央金庫(信金中金)は18日、ホーチミン市で「ローカル企業とのビジネス発掘商談会inホーチミン」を開催した。同金庫が取引先とベトナム企業との商談会を開催するのは初めて。ベトナムに拠点を置く製造業を中心とする取引先26社と、ベトナム企業29社が参加した。
信金中金の担当者によると、取引先のベトナム進出は増え続けている。進出した取引先から、現地での調達や販路開拓・生産委託などのビジネスマッチングに関する相談が、ベトナム投資開発銀行(BIDV)に出向する同金庫の職員に多く寄せられていたことから開催を決めた。業種を限定しない商談会としても、同金庫初の取り組みだった。
信金中金は事前に、取引先のニーズに合うベトナム企業を探して商談会への参加を打診していた。そのため、実施された商談は50件以上。参加した企業からは「かなり有益だった。取引につながり得る商談ができた」「ローカル・パートナーの発掘につながり、大変有意義」など好意的な評価があったという。
信金中金は今後、成約に向けたサポートを継続していく方針だ。