【マレーシア】飲食店の禁煙化、ス州で初週は1800人に警告[社会](2019/01/09)

マレーシアで飲食店での喫煙が今年1月より禁止され、スランゴール州では第1週目(1~6日)に計1,800件の警告を発したことが分かった。ニュー・ストレーツ・タイムズが8日伝えた。

同州の保健当局によると、警告を受けた喫煙者の大半は「禁煙ルール」を誤って解釈していたという。飲食店での禁煙化は「店から3メートル以上離れた場所であれば喫煙可能」としているが、「店内に限らず、屋外のテラス席も含めて3メートル以上」となると説明した。

保健当局は監視員539人を動員し、第1週目は州内4,359カ所の飲食店を調査した。うち4割に当たる1,756カ所で「禁煙」の表示がなされておらず、6月末までの猶予期間内に張り出すよう指示した。

7月以降は違反が発覚すれば喫煙者、店主ともに罰金が科される。罰金は喫煙者が1万リンギ(約26万4,700円)、店主が2,500リンギとなる。スランゴール州は半年の猶予期間内に啓発活動に力を入れ、「州内の飲食店7万店舗のうち75%を訪れ、指導する」(保健当局)方針だ。

■店周辺での喫煙増加

一方で、マレーシア・シンガポールコーヒーショップ経営者協会(MSCP)やインド・ムスリム・レストランオーナー協会(Presma)などの団体は飲食店の禁煙化に困惑している。「喫煙者の顧客の半数は足が遠のいた」「これまでコーヒーを2杯注文していた客が1杯で店を出ていく」といった声が上がる。

また、コーヒーを持って、喫煙のために店の外に出ていく行為も散見され、結果として町全体の公衆衛生を悪化させるとの意見もある。喫煙者の中には、外食費を宅配にまわし、自宅で吸うようになったと話す人もいる。

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