【香港】19年はフィンテックに重点、銀行公会新主席[金融](2019/01/08)

香港銀行業界団体、香港銀行公会(HKAB)のケン恵儀(メリー・ケン、ケン=しめすへんによんがしらの下が羽)新主席はこのほど、2019年はフィンテック(IT技術を融合した金融サービス)の推進に重点的に取り組む考えを示した。7日付明報などが伝えた。

今年重点的に取り組むべき課題には広東省、香港、マカオの経済協力を強化する構想「粤港澳大湾区」も掲げた。業界全体が計画の詳細発表を待望しているとし、香港市民による大湾区での口座開設や金融商品の購入などの細則が盛り込まれることに期待したいと強調した。

香港銀行業による今年の貸出は1桁前半の伸びを確保すると予測。世界経済の先行きに対する不透明感から企業の資金調達や個人の投資意欲に影響が出ていると指摘したが、香港経済への大きな変化はまだ表れていないとも述べた。

中小企業の間では工場移転や取扱品目を拡充する動きがあるとして、HKABとして資金調達などを支援していく考えを示した。

香港の今年の域内総生産(GDP)成長率については2.7%と予測した。18年と比べて伸び幅は鈍化するものの、直近10年の年間平均成長率2.7%を維持するとみている。

ケン新主席は英系金融大手スタンダード・チャータード銀行の香港担当最高経営責任者(CEO)を務める。

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