【タイ】商務省、中国の越境EC会社と提携[商業](2018/12/14)
タイ商務省国際貿易振興局(DITP)のバンジョンジット局長は13日、香港拠点の不動産開発会社キンワイ・グループ(経緯集団)傘下の中国のクロスボーダー電子商取引(越境EC)会社インターナショナル・マーチャンダイズ・エクスチェンジ&エキシビション(IMX)と業務提携したと発表した。タイの中小企業の中国市場開拓を支援する。
IMXは自社のウェブサイト<www.kjt.com>で600万点の商品を中国向けに販売。上海など中国各地で販売商品の展示施設も運営しており、タイの中小企業はIMXを通じて中国市場を効果的に開拓することが可能になる。
中国EC協会によると、今年の中国の越境EC市場は約9兆元(約148兆円)。2020年には12兆元以上に拡大するとみられている。
IMXのヘンリー・チャン社長は「タイ製品は中国の若者に人気が高く、ドライフルーツ、化粧品、ハーブ製品、ファッション製品などが有望」とコメント。タイ企業の参加による売上拡大に期待を示した。