【香港】行列による経済損失、1年で24億米ドルに[商業](2018/12/11)

香港の小売店が会計待ちの行列によって直近1年間で受けた経済損失が、23億5,000万米ドル(約2,640億円)超に上ることが、オランダの決済サービス事業者アディアンなどの調査で明らかになった。香港の消費者は行列による待ち時間を嫌う傾向が顕著で、商品の購入を断念するケースが確認された。香港経済日報などが伝えた。

香港の消費者250人を対象に調査した。行列による待ち時間を避けるために、購入を断念したり、ほかの小売店で購入したりすると答えた消費者は89%に達した。

行列に並ぶ許容時間は最長10分で、同様の調査を行ったシンガポール、オーストラリア、ニュージーランドを含めた4カ国・地域で最も行列を嫌う傾向が強かった。

買い物の際に頻繁に使用する決済手段(複数回答)はクレジットカード(62%)と現金(56%)で、このほかにはモバイル決済サービスのアップルペイやグーグルペイ、サムスンペイなどが挙がった。消費者は希望する決済手段が使えない場合、ほかの小売店で購入したり、購入量を減らしたりしていた。こうした理由で直近1年間に生じた経済損失は6,850万米ドルに達した。

アディアンアジア太平洋地区担当総裁のウォーレン・ハヤシ氏は、買い物客の待ち時間を減らすための有効な施策としてセルフ精算機の導入を提案。買い物客がよく使用している決済手段に対応することで、最終的には売り上げの拡大につながるとの見方を示した。

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