【中国】今年の経済目標、高水準で達成=首相見通し[経済](2018/12/05)

中国の李克強首相は、政府が今年掲げた経済成長率などの目標について「比較的良い水準で達成できる」との見通しを明らかにした。足元の状況については「経済の下振れ圧力は強まっている」との警戒感を示した。国務院(中央政府)の公式ウェブサイトが3日伝えた。

李首相が一部の地方政府指導者を招集し、江蘇省南京市で主宰した経済情勢座談会での発言。江蘇省トップの共産党委員会書記と省長をはじめ、黒竜江省、河南省、湖北省、広東省、広西チワン族自治区、四川省の各省長・自治区主席らが出席した。

座談会で李首相は、今年の目標達成に自信を示す一方で「国内外の情勢は複雑。景気の下振れ圧力が強まっている。困難と矛盾への十分な予測が必要だ」と指摘。政府としては今後◇さらに強力な減税と行政費用の軽減◇内需の拡大◇有効な投資の拡大◇民間投資のハードル引き下げ――といった景気対策を進める方針を説明した。

その上で地方政府に対しては「雇用が富の増加を生み、社会の安定的な発展につながる」として、雇用の安定を政策の優先課題とするよう指示。「効率的で透明、公平なビジネス環境を整備することは、経済が困難に直面した状況への重要な対応策だ」とも述べ、企業の視点に立った改革に取り組むよう求めた。

中国の1~9月の国内総生産(GDP)成長率は6.7%。政府は通年の成長率目標を「6.5%前後」に設定している。

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