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【ベトナム】近江牛PRイベント、HCM市で開催[食品](2018/11/30)

滋賀食肉加工協同組合は「近江牛」のPRイベントを開催した=29日、ホーチミン市

滋賀食肉加工協同組合は「近江牛」のPRイベントを開催した=29日、ホーチミン市

滋賀食肉加工協同組合は29日、同組合にとってベトナム初となる「近江牛」のPRイベントをホーチミン市で開催した。地元の食肉関連業者や輸入業者など約20人に、職人が目の前でカットした近江牛が振る舞われた。

協同組合の喜多川誉浩氏によれば、海外ではステーキ用のロインなどの部位の消費が中心だが、今回は幅広い需要を喚起することを目的に肩ロースやウデ50キログラム近くを持ち込み、焼き肉やタタキ、スープとして提供した。

日本人の職人がカットの仕方を説明しつつ切り分けた近江牛を試食した男性は、「初めて食べたけどパーフェクトな味だね」と舌鼓を打った。イベントは1区にある近江牛の焼き肉専門店「サクラ・オウミBBQハウス」で行われた。

近江牛は日本三大和牛の一つで、きめの細かい滑らかな肉質や、しつこくない甘い脂が出す風味を特徴とする。滋賀県からベトナムへの近江牛輸出は昨年、パーツ買いで1頭分、今年はフルセットも含めて3頭分の実績がある。喜多川氏は「まだまだ他国に比べ少ないので、今回のイベントなどをきっかけに頭数を増やしていきたい」と意気込みを語った。

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