【台湾】日立、彰化県と風力発電の彰化港利用でMOU[公益](2018/11/16)

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MOU締結に臨む日立製作所・電力ビジネスユニット新エネルギーソリューション事業部の高田俊幸シニアプロジェクトマネジャー(左)と彰化県の陳善報副県長=15日、彰化(同県政府提供)

MOU締結に臨む日立製作所・電力ビジネスユニット新エネルギーソリューション事業部の高田俊幸シニアプロジェクトマネジャー(左)と彰化県の陳善報副県長=15日、彰化(同県政府提供)

日立製作所は14日、彰化県政府と洋上風力発電所開発をめぐる彰化港の利用に関する覚書(MOU)を締結した。日立は2020年中旬完成予定の彰化港を、同社が彰化県芳苑郷沖で進める洋上風力発電のO&M(オペレーションとメンテナンス)拠点とする計画。入居時期を含む詳細は今後詰めるという。

日立は彰化港の港湾施設内に事務所や倉庫などを建設する予定。また彰化県は、日立が風力発電設備の運転や保守のために使用する船舶を同港に停泊させることや、運営維持管理用の事務所、倉庫建設のための港湾施設の利用と土地の提供、輸送に必要な行政手続きなどの支援を行う。

日立は今年2月、ベルギー海洋土木大手のヤン・デ・ヌル(Jan de Nul)と合同で、公営電力企業の台湾電力(台電)から彰化県沖の洋上風力発電事業向け5.2メガワットの風力発電システム21基(計109.2メガワット)の施工を落札。ヤン・デ・ヌルが風車基礎工事の設計・製作・据付・風力タービンの設置、海底ケーブルの供給、敷設などを担当。日立は風力発電システムの製造、組立、5年間のO&Mを担う。今年5月から設置予定の海域調査を行い、19~20年初旬にかけて風車の製造を開始、20年末の発電開始を目指す。

台湾政府が進める洋上風力発電事業の中でも、とりわけ彰化県沖は最大の風力が見込めることから、多数のプロジェクトが立ち上がっている。それを受け、彰化県は経済部(経済産業省)から4億2,000万台湾元(約15億5,000万円)の助成を得て、風力発電事業を支援する彰化港を建設する計画を進めている。同県鹿港鎮に風力発電所の運営や維持管理用の区画を含む総面積約35ヘクタールの港を建設する予定。

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