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【タイ】ミシュラン第2弾、バンコク外の店を初紹介[サービス](2018/11/15)

ミシュランガイドは、バンコク郊外と南部のレストランを初めて紹介した=14日、バンコク(NNA撮影)

ミシュランガイドは、バンコク郊外と南部のレストランを初めて紹介した=14日、バンコク(NNA撮影)

ミシュランは14日、タイのバンコク首都圏と南部プーケット県、パンガー県のレストランを格付けしたガイドブック「ミシュランガイド・バンコク、プーケット・アンド・パンガー2019」を発表した。タイにおけるミシュランガイドの第2弾で、バンコク以外の都市のレストランが初めて紹介された。

レストラン217店と宿泊施設67カ所が紹介され、2017年の第1弾に続いて最上位の三つ星はなかった。

二つ星には、インド料理「ガガン」、フランス料理「ル・ノルマンディー」「メッツァルーナ」の3店が前回に続いて選ばれたほか、ドイツ料理「ズーリング」が一つ星から格上げされ、計4店となった。

一つ星は23店。10店が新たに選ばれ、創作タイ料理「ルドゥー」と創作アジア料理「ガー」が前回のミシュランプレート(ミシュランの基準を満たした料理)から格上げされた。バンコクからは創作タイ料理「キャンバス」、タイ料理「メタワライ・ソンデーン」「R―ハーン」「サワン」「ソーン」が新たに選ばれた。

バンコク西郊サムットサコン県のタイ料理「ルアン・パンヤー」と北郊ノンタブリ県のタイ料理「スアン・ティップ」、プーケットの欧州とアジアのフュージョン料理「PRU」の3店がバンコク外から初めて一つ星に選ばれた。

このほか、ビブグルマン(安くておいしいレストラン)には72店が選ばれた。新たに42店が入った。

タイ国政府観光庁(TAT)のタネート副総裁は、ガイドで取り上げられたレストランは、家族経営など小さい店舗も多いとし、「ガイドでの紹介後に売上高が30~50%伸びるのではないか」と期待を示した。今年のタイの観光収入は3兆バーツ(約10兆4,000億円)の見通しで、このうち外食・食品が3割を占めると見込む。地方観光を振興するため、次回は北部チェンマイとチェンライを加えるよう働きかける方針だという。

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