【インド】ＮＥＤＯ、インドの病院で省エネ実証運転［公益］（2018/10/22）

新エネルギー・産業技術総合開発機構（ＮＥＤＯ）は18日、日立製作所と共に、全インド医科大学（ＡＩＩＭＳ）ニューデリー校で、太陽光発電を含めた省エネルギー機器とＩＴシステムの実証運転を開始したと発表した。

ＡＩＩＭＳは教育機関と病院を兼ねており、主に病院での省エネの実現と業務効率の改善が実証事業の目的。病院の消費電力を2014年度比で30％削減することを目標に設定する。

実証事業は、インド政府が14年６月に発表した「グリーンＡＩＩＭＳ構想」に基づいており、16年度に始動した。事業の実施期間は19年度末まで。17日の運転開始式には、日本、インド両国の政府関係者が出席した。