【韓国】金浦空港国内線、リニューアルオープン[運輸](2018/10/19)
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ソウル江西区にある金浦国際空港国内線ターミナルが17日、リニューアルオープンした。約10年におよぶリニューアル工事により1万605平方メートルが増設され8万8,443平方メートルに拡張されたほか、先端技術の導入などで利用者の利便性が高まった。事業費に2,500億ウォン(約248億円)を投じた。
毎日経済新聞によると、出発フロアには生体情報事前登録システムを設置。一度登録すれば、身分証明書がなくても搭乗手続きが可能になる。現在、生体認証システムは金浦空港と済州空港でのみ利用が可能だ。
セキュリティー検査場の混雑は出発フロアに設置されたスクリーンで確認でき、混雑状況により4段階で表示される。セキュリティー検査台は10台から14台に増やし、待ち時間が短縮される見通しだ。
手荷物処理施設およびシステムを新たにし、手荷物の処理時間を従来の15分から5分以内に短縮。ボーディング・ブリッジを3機増やし12機としたほか、ターミナル内には13台、計533メートルの動く歩道も設置した。
4階には大規模なレストラン街があるほか、屋上では航空機の発着を見ることができる展望デッキも設置された。