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【中国】AD措置を仮決定、米などのブタノールに[化学](2018/09/04)

中国商務省は3日、台湾、マレーシア、米国から輸入される1―ブタノールに対し、反ダンピング(不当廉売、AD)関税を課す仮決定を発表した。ダンピング行為が存在し、国内産業が実質的な損害を受けたと仮判断した。

関税番号の29051300に分類される品目が対象。各社のダンピングマージンに応じた保証金を4日から税関で徴収する。保証金比率は台湾企業が6.0~56.1%、マレーシア企業が12.7~26.7%、米企業が52.3~139.8%となる。

1―ブタノールは、塗料溶剤、医薬品、化粧品原料などに使われる。中国石油天然ガス吉林石化分公司など3社が2017年11月、業界を代表してAD調査の実施を商務省に申請し、同省は同年12月から調査を開始していた。

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