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【タイ】日本博開催、企業や自治体が日本の魅力発信[観光](2018/09/03)

観光やアニメ、食など日本文化を総合的にPRする「バンコク日本博2018」の開会式の様子=バンコク、8月31日(NNA撮影)

観光やアニメ、食など日本文化を総合的にPRする「バンコク日本博2018」の開会式の様子=バンコク、8月31日(NNA撮影)

観光やアニメ、食などの分野で日本文化を総合的にPRするイベント「バンコク日本博2018」が、2日まで3日間にわたり、タイの首都バンコク中心部の商業施設「サイアム・パラゴン」で開催された。学生らが多数来場し、伝統工芸やアニメなどの日本文化に親しんだ。

8月31日から開催された同イベントには、観光、食、コンテンツ、教育関連の約200社が参加し日本の魅力をPRした。タイへの進出や販路拡大を狙う企業のためのBtoB(企業間取引)商談会など、ビジネスミーティングの場も設けられた。

実行委員会の長谷川卓生代表は開会式で、「日本企業が一方的に売り込むのではなく、タイ人も参加しながら日本の魅力を味わってもらえるイベントなので、ぜひ多くの方に楽しんでもらいたい」とあいさつした。

旅行ゾーンには、北海道や岡山、広島などの自治体も参加。熊本県の担当者はNNAに対し、「熊本県はタイ人にとってまだまだなじみの薄い県だが、隣接する福岡県にタイからの直行便があることなどを強みに、豊富な食や自然などの魅力を発信していきたい」と意気込んだ。

同イベントは、2015年から「ジャパン・エキスポ・イン・タイランド」として開催されてきたが、今年から名称を変更した。17年の来場者は9万7,000人で、今年は約10万人が来場したと見られる。

日本留学支援サイト「ジェイエデュケーション」が主催し、在タイ日本大使館や日本貿易振興機構(JETRO)などが協力した。

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