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【インドネシア】政策金利を利上げ、27カ月ぶりの5.5%に[金融](2018/08/16)

インドネシア中央銀行は15日、14日から2日間開いた月例理事会(金融政策決定会合)で、政策金利の7日物リバースレポ金利を0.25%引き上げて5.50%とすると発表した。15日から実施した。5.5%となるのは2016年5月から27カ月ぶり。国内の金融市場の安定化や貿易収支の改善を目指す。

実質的な市場金利の下限である、翌日物預金ファシリティー金利(FASBI)は4.75%、市中銀行が中銀から資金を借り入れる際の貸出ファシリティー金利は6.25%とし、それぞれ0.25%引き上げた。

中銀の広報担当官は声明で、「トルコリラの急落が世界市場の不確実性をさらに高めている」と指摘。米国の利上げや米中貿易戦争の行方、国外の景気動向にも注視し、経済の安定化を図る方針を示した。

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