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【ミャンマー】観光メモリーズ、メルギーなどで開発権取得[観光](2018/07/31)

シンガポール証券取引所(SGX)のカタリスト(第2部)に上場するミャンマー財閥サージ・パン・アンド・アソシエーツ・ミャンマー(SPA)傘下の観光事業会社メモリーズ・グループは、南部タニンダーリ管区のメルギー(メイ)諸島の3島の開発権などを獲得したと発表した。ミャンマー・タイムズ(電子版)が30日伝えた。

メモリーズが取得したのは、メルギー諸島のボウェ(Bo Ywe)島、ガマン(Nga Mann)島、クンピラ(Kyun Pila)島の開発権。11月開業予定のクンピラ島の5つ星ヴィラリゾート「アウェイ・ピラ」(24室)の開発権も含まれる。同社は近く、年内開業予定のモン州モーラミャインの3つ星ホテル「ホテル・スガッティ」(72室)も取得する予定。

これらの開発権は、英ロンドンを拠点とする投資会社「サメナ・キャピタル」傘下企業を筆頭株主とする17社の第3者株主グループから取得する。取得額は合わせて4,070万米ドル(約45億2,300万円)。現金と新株発行で賄う計画だ。

メモリーズは、中部の遺跡都市バガンの熱気球事業をはじめ、最大都市ヤンゴンやタニンダーリ管区、東部カイン州(旧カレン州)とカヤー州でホテル運営などの観光業を展開している。

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