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【ミャンマー】ヤンゴン市街地、建物の耐震調査を推進[建設](2018/07/20)

ミャンマー最大都市ヤンゴンのヤンゴン市開発委員会(YCDC)は、市内中心部のダウンタウンに位置する5郡区で、建物の耐震調査を進めている。ミャンマー・タイムズ(電子版)が19日に伝えた。

YCDC建造物技術局の責任者である、ニン・エイ・ウィン氏によると、調査は、人口密度が高く、高層建造物の多いチャウタダ、パべダン、ラダ、ラマドー、パズンダウンの5郡区で行っている。対象建造物のリストは既に作成しており、詳細なデータを集めてから公表するという。

調査に基づき、緊急な補修が必要で居住に適していない場合は「赤」、やや危険であるものの居住できる状態は「黄」、安全であることを表す「青」の3色に分けた表示を設けて状態が分かるようにする。

ヤンゴン市内では、建築関連の法律・規則に則っていない老朽化した建造物の数が、法律・規則を順守する建物の数を上回る。ニン・エイ・ウィン氏は、同調査の後、世界銀行の技術支援を受けて、老朽化した建造物をメンテナンスする計画だと説明した。

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