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【ミャンマー】在住外国人の株投資可能に、新会社法施行で[経済](2018/07/05)

8月1日からの新会社法施行に伴い、ヤンゴン証券取引所(YSX)でミャンマー在住の外国人による株取引が可能になる。YSXの幹部テト・トゥン・ウー氏によると、新会社法が施行され次第、証券取引委員会(SECM)が詳細を発表する予定。ミャンマー・タイムズ(電子版)が4日伝えた。

同氏は「新会社法の施行で、ミャンマー在住の外国人はYSX上場5社の株式を売買できるようになる」と説明。海外居住の外国人による株式投資については、「いずれ認める方向だが、実現には中央銀行の協力が必要」との考えを示した。

YSXは取引高が減少傾向にあることから、外国人投資家の参加で株式市場が活性化するとの期待も高まっている。

YSX上場の財閥系持ち株会社ファースト・ミャンマー・インベストメント(FMI)のトゥン・トゥン最高経営責任者(CEO)は、「YSX上場企業が事業を拡大するためには、株主からさらに多くの資金を調達する必要がある。外国人の株式投資が認められれば取引高が増え、資産の流動性が高まる」とコメントした。

YSX上場企業は現在、FMI、ミャンマー・ティラワ経済特区(SEZ)ホールディングス(MTSH)、ミャンマー市民銀行(MCB)、ファースト・プライベート銀行(FPB)、TMHテレコムの計5社。

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