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【ミャンマー】吉本興業、ミャンマーに「住みます芸人」[経済](2018/06/26)

吉本興業は25日、若手芸人を海外に住まわせて芸能活動を行わせる「住みますアジア芸人」事業を、ミャンマーでも始めると発表した。日本の官民ファンド「クールジャパン機構」(東京)などが出資して、ミャンマー現地メディア大手と設立した新会社「ドリーム・ビジョン」と提携し、番組への芸人派遣や企画に携わる。

最大都市ヤンゴンで25日に開かれた、ドリーム・ビジョンの開業式典で発表した。吉本興業は2015年に「住みますアジア芸人」を開始し、これまでに、タイ、フィリピン、マレーシア、ベトナム、インドネシア、台湾で若手芸人が現地のテレビ番組に出演したり、コマーシャルに起用されたりと活躍している。

ドリーム・ビジョンの出資者はクールジャパン機構のほか、NHKの子会社である日本国際放送(JIB)、海外通信・放送・郵便事業支援機構(JICT)、財閥系の大手シュエ・タン・ルウィン・メディアなど。今後、シュエ・タン・ルウィン・メディアのチャンネル「MNTV」向けに独自番組を制作し、地上波で放映していく計画で、吉本興業は番組の企画や芸人の出演などで関わることになる。

ドリーム・ビジョンには、クールジャパン機構が1,600万米ドル(約17億円)、JICTが1,400万米ドルを出資。10月にも、ミャンマー人俳優の森崎ウィンさんによるバラエティーなど、独自番組の放映を本格的に開始する予定だ。

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