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【台湾】台中・苗栗の水事情信号、6日から「赤」に[公益](2021/03/25)

台湾経済部(経済産業省)の王美花部長(経産相)は24日、台中市と苗栗県に対する水需給の逼迫(ひっぱく)度を表す「水事情信号(水情燈号)」を4月6日から「赤」に引き上げると明らかにした。一部地域で民生用水の供給を週に2日間止め(供5停2)、エリア別給水または定点給水の措置を取る。

科学園区は工業用水の節水率目標を15%に引き上げる。中央通信社などによると、新竹科学園区(竹科)銅鑼園区と中部科学園区(中科)の台中園区・后里園区は給水量を減らすが、給水停止措置は取らない。竹科竹南園区は供5停2を実施し、園区の貯水池で給水量を調整する。

詳細は経済部水利署の資料<https://www.wra.gov.tw/News_Content.aspx?n=6430&sms=9122&s=86095>で確認できる。

台湾では水不足によってこれまで複数回の水道供給制限を実施。聯合報によると、2002~03年には台北市で54日間、週に1回民生用水の供給を止めるなどの措置を行い、台北市民の間では水道を求めて住宅の移転が相次いだとされる。15年には新北、桃園、新竹、台中、高雄など広範囲にわたって61日間の水道供給制限を実施した。

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