【韓国】ポスコとＳＫ、電池用複合素材など共同開発［化学］（2021/03/10）

鉄鋼大手ポスコと韓国ＳＫグループ傘下のＳＫ総合化学は８日、車載用電池向け軽量化素材などの複合素材開発に向けた提携を結んだと発表した。

両社が持つ鉄鋼材料とプラスチック材料の生産・加工技術を融合させて、鉄とプラスチックを混ぜ合わせた軽くて強度のある複合材料を共同開発する。

現時点では◇電気自動車（ＥＶ）のバッテリーパック用の複合材料◇フレームの役割を担う外部からの衝撃に耐えられる車両用部品素材◇鉄鋼材料との密着性を最大化するプラスチック素材――などの開発を検討している。

ポスコの金学童（キム・ハクトン）社長は「これまでの鉄鋼ベースの車載用素材だけでなく、プラスチックなど他の素材との共同開発を通じて次世代車の普及に備える」とした。