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【ミャンマー】商業用不動産の市況が悪化、店内飲食禁止で[建設](2021/01/18)

ミャンマー最大都市ヤンゴンで、商業用不動産の市況が急速に悪化している。新型コロナウイルスの感染防止を目的に、飲食店の店内飲食が禁止されていることが原因だ。ミャンマー・タイムズ(電子版)が15日伝えた。

大手不動産サイト「シュエプロパティー・ドットコム」の創設者カウン・トゥ・ウィン氏は、「商業施設に入居している飲食店が閉店に追い込まれている。チェーン店を展開している企業も、店舗数を減らしている」と語った。

ヤンゴン管区ミンガラ・タウンニュン郡区のレストラン店主は「持ち帰りサービスだけでは、人件費や賃料を賄えない。営業を継続する意味があるか悩んでいる」と打ち明ける。

同郡区選出の管区議会議員、フラ氏によれば、在宅勤務の浸透で、賃借している事務所スペースを返却する企業が増えている。「オーナーは賃料の値下げで対応している。6カ月分の賃料を支払えば、2カ月分が無料となるスペースもあるようだ」と説明している。

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