【中国】ロフト中国２号店、四川成都で１月開業［商業］（2020/12/16）

雑貨販売のロフト（東京都渋谷区）は15日、四川省成都市で来年１月29日に中国２号店をオープンすると発表した。今年７月に上海市で開業した１号店に続く出店となる。

ロフトは同市双楠エリアに位置するイトーヨーカ堂の２階に、売り場面積643平方メートルの店舗をオープンする。ファミリー層を意識した品ぞろえとし、雑貨や文具など約１万種類の商品を販売する。

同店舗はロフト子会社の楽瑚特商貿（成都）が運営する。楽瑚特商貿（成都）はロフトと成都でイトーヨーカ堂を手掛ける成都伊藤洋華堂の合弁会社。登録資本金は4,500万元（約７億1,500万円）で、出資比率はロフトが90％、成都伊藤洋華堂が10％となっている。

ロフトの広報担当者は成都での出店を決めた理由について、同じグループ会社であり成都での事業経験が豊富なイトーヨーカ堂と協力して事業を進められるほか、同省における市場の潜在性を見込んだためと説明した。

ロフトは2023年までに中国で６店舗の出店を目指しており、今年７月に上海市徐家匯エリアにあるショッピングモール「美羅城（メトロシティー）」に１号店を出店した。日本では12月時点で133店舗を展開している。