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【中国】輸入博まもなく開幕、日本企業は400社参加[経済](2020/11/03)

上海市で開催される輸入拡大を目的とした大型見本市「第3回中国国際輸入博覧会」の開幕が目前に迫っている。4日には習近平国家主席がオンラインで演説する開幕式が行われ、展示は5日から始まる。日本企業は前回比10%増の約400社が参加する。

輸入博の事務局である中国国際輸入博覧局の孫成海副局長は先月末に開いた説明会見で、日本企業・団体の展示面積は17%増の5万平方メートルになると明らかにした。その他の国・地域企業・団体はフランスから11.7%増の約80社、香港・マカオ・台湾から前回と同水準の約370社が参加するほか、開発途上国も約30カ国が参加する。

入場者数は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため施設受け入れ人数の30%に抑えるが、バイヤーの登録数は40万人に達しているという。

世界企業ランキング500社にランクインしている大手企業の出展数も、前回と同水準を維持している。米自動車大手のフォードや半導体のクアルコム、パナソニック、フランス食品大手のルイ・ドレフュスなどは3年連続の参加。ほか世界的大手ではユニクロ、米製薬大手のアボット・ラボラトリーズ、スポーツ用品大手のナイキ、フランスのタイヤメーカーのミシュランなどが初出展する。

一方、上海市では1~12日の期間に会場となる国家会展中心(上海)周辺を中心に交通規制が敷かれている。上海市公安局によると、G50滬渝高速では1日から10日の午前5時から午後10時にかけて、会場近くの一部区間で物流車両の通行を禁止。滬青平公路、華徐公路、天山西路、華翔路の内側エリアでは4日から10日にかけて、午前6時から午後9時までの間、トラックやバイクの通行を禁止する。

第3回輸入博は10日まで開かれる。

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