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【フィリピン】Fジェン、日系工業団地にLNG施設[資源](2020/11/03)

フィリピンのロペス財閥系発電大手ファースト・ジェンは10月30日、バタンガス州サントトマスの工業団地内に、小規模な液化天然ガス(LNG)貯蔵・再ガス化施設を建設すると発表した。離島や孤立した地域の多いフィリピンで需要があるとみており、LNGを国内各地へ供給する布石にしたい考えだ。

ロペス財閥系の企業と住友商事の合弁が運営する工業団地「ファースト・フィリピン・インダストリアル・パーク(FPIP)」内に、LNGを貯蔵・再ガス化し供給するための施設を建設する。ガスは工業団地や周辺に供給する。

LNGは、東京ガスとの合弁会社FGEN・LNGがバタンガス州で建設を計画する洋上LNG輸入基地から、運搬用タンクローリーで輸送する。2022年7~9月期にもLNGの受け入れが可能になると見込んでいる。

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