【ミャンマー】マンダレー線の鉄道車両、日本から到着[運輸](2020/10/26)
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川崎汽船は23日、ミャンマーの2大都市のヤンゴンとマンダレーを結ぶ幹線鉄道に使われる日本製の新車両6両を、グループ会社を通じてヤンゴン近郊のティラワ港に海上輸送したと発表した。ヤンゴン―マンダレー鉄道は、日本の政府開発援助(ODA)で改修が進められている。
川崎汽船の関係会社であるケイラインロジスティックス(東京都中央区)が、ミャンマー国鉄向けの新車鉄道車両の調達を受注した日系元請け企業から輸送業務を受託し、9月5日にティラワ港で陸揚げした。
日本政府が支援する「ヤンゴン―マンダレー鉄道整備計画(フェーズ1)」では、日本から全24両をミャンマーに輸出する予定。9月に陸揚げされた6両は、その第1便となる。川崎汽船によれば、残る18車両もケイラインロジスティックスが輸送を担当する予定だが、具体的な日程は決まっていないという。