【韓国】機械研と斗山、マシニングセンターを国産化[製造](2020/09/23)
韓国機械研究院は22日、地場の斗山工作機械と共同でマシニングセンターの国産化に初めて成功したと発表した。マシニングセンターは複雑な切削工程を1台でこなす機械で、これまで全量を日本からの輸入に頼っていた。
両者が開発したマシニングセンターは、一般製品に比べて加工精度は5倍以上、剛性は2倍以上優れている。航空機のエンジン・胴体向けやパワートレーン(駆動装置)向けなど、一般的なマシニングセンターでは難しい部品の切削加工が可能という。
両者は現在、性能の実証作業を行っており、すでに国内企業と販売契約も結んだ。機械研は、3年後には年間100億ウォン(約9億円)の売上高と40%程度の輸入代替を見込んでいる。