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【フィリピン】公共交通の社会的距離縮小、14日から[運輸](2020/09/14)

フィリピン運輸省は12日、鉄道など公共交通機関でのソーシャルディスタンス(社会的距離)を14日から段階的に縮小すると発表した。これまでは新型コロナウイルス感染防止策として、乗客同士の間隔を1メートル空ける必要があったが、まず0.75メートルに狭める。

2週間後には乗客同士の間隔を0.5メートル、さらに2週間後には0.3メートルにする。いずれも、マスクやフェースシールドの着用、乗車中の携帯電話での会話禁止など、安全対策を守ることが条件となる。

運輸省の試算によると、軽量軌道交通(LRT)1号線の場合、1編成あたりの乗車可能人数は、乗客同士の間隔が1メートルの場合は155人、0.75メートルでは204人、0.5メートルでは255人、0.3メートルでは300人に増加する。

公共交通車両(PUV)や公共バスでは、緩和が進めば立ち乗りを認める見通し。空港やフェリー乗り場では、構内への入場者を増やすことを認める。

新型コロナ対策で実行責任者を務めるカリート・ガルベス氏は「緩和措置により、勤労者の通勤に関する悩みを解消できる」と話した。

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