【香港】世界大学ランク、理工大が躍進[社会](2020/09/04)
英教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)が2日発表した「2021年世界大学ランキング」で、香港理工大学が前年の171位から129位に大きく躍進したことが分かった。一方、香港勢トップの香港大学は39位で4つ順位を下げた。2日付サウスチャイナ・モーニングポスト(電子版)が伝えた。
理工大は、論文の引用数が大幅に増えたことが順位を押し上げた。
香港中文大学は前年の57位から56位に上昇。香港城市大学は横ばいの126位で、香港科技大学は前年の47位から中文大に並ぶ56位に後退した。香港バプテスト大学は前年の401~500位から、351~400位に上昇した。
世界トップは英オックスフォード大学が維持し、2位には米スタンフォード大学、3位には米ハーバード大学が入った。
アジアでは、首位は中国本土の清華大学(20位)で、北京大学(23位)とシンガポール国立大学(NUS、25位)が続いた。日本勢のトップは東京大学(36位)だった。