【カンボジア】帰国者26人がコロナ陽性、累計感染者197人[医薬](2020/07/23)
カンボジア保健省は21日、新型コロナウイルス感染症の検査で、新たに26人の帰国者から陽性反応が確認されたと発表した。これにより、累計感染者は197人となった。クメール・タイムズ(電子版)が伝えた。
新たに感染が確認されたのは、いずれも25~65歳のカンボジア人男性。20人がロシア、5人がエジプトから、それぞれマレーシア経由で首都プノンペンに到着し、1人は韓国から帰国した。19日に陽性反応が確認され、現在はプノンペンの病院に入院している。
26人の居住地はプノンペンが14人、北西部バンテイメンチェイ州が3人、同シエムレアプ州と南東部スバイリエン州がそれぞれ2人、北西部ウドンメンチェイ州、バッタンバン州、南部シアヌークビル州、東部トボンクムン州、南東部コンポンチャム州がそれぞれ1人。
感染者と同じ便に搭乗していた帰国者ら計317人には、14日間の隔離措置が取られている。
カンボジアではこれまで、140人が新型コロナから回復。死者は出ていない。直近では、マレーシア経由でサウジアラビアから帰国した男性3人、インドネシアから帰国した男性1人の回復が確認された。