【マレーシア】給与補助金の受給企業公表へ、不正防止策で[経済](2020/07/16)

マレーシアの社会保障機構(SOCSO)は、新型コロナウイルス感染症の影響による不況下で企業の資金繰りを支援するための給与補助金を受領する企業のリストを、ウェブサイト上で公開する。補助金を受けながら従業員に給与を支払っていない企業があるためで、従業員がリストで確認し、苦情を申し立てられるようにする。15日付地元各紙が伝えた。

サラバナン・ムルガン人的資源相が14日、連邦議会下院の答弁で明らかにした。サラバナン氏は、「事業主の不正を防ぐために、なぜ従業員に直接支給する制度にしなかったのか」というM・クラセガラン議員(前人的資源相)の質問に対し、「間もなくリストを公表し、それを見た従業員から苦情を受ければ、企業をブラックリストに載せ、翌月以降の補助金支給を停止する」と説明した。違反企業は警察に通報するという。

サラバナン氏によると、給与補助金制度の予算は138億リンギ(約3,460億円)で、SOCSOを通じて7月13日時点で予算全体の49%に当たる68億2,000万リンギを支給した。6月末時点で申請を承認した企業は31万9,000社で、従業員計260万人が対象となる。業種別では、サービス業が9万2,000社(全体の29%)で最も多い。

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