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【カンボジア】1~5月の車両関連輸入、17%減の6億ドル[車両](2020/07/02)

カンボジア関税消費税総局(GDCE)によると、1~5月の自動車や関連部品の輸入額は、前年同期比17%減の約6億米ドル(約646億円)だった。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、世界各地での生産量と国内需要がともに減少したことが原因とみられる。プノンペン・ポスト(電子版)が6月30日伝えた。

内訳は二輪車の輸入額が15%減の9,665万4,000米ドル、乗用車が21%減の2億5,138万5,000米ドル、10人乗り以上の自動車が60%減の1,744万8,000米ドル、貨物車両が8%減の1億7,106万5,000米ドル、自動車部品が13%減の3,181万5,000米ドル、その他の車両が23%増の3,253万6,000米ドルだった。

商業省の広報官は「新型コロナの流行で、農産品以外の品目を中心に、ほぼ全ての国で貿易に影響が出た」とした上で、「各地で収束の兆しが見えはじめ、貿易も徐々に回復していることから、年末には輸入が急増するだろう」との考えを示した。

カンボジア商工会議所(CCC)のリム・ヘン副会頭は「新型コロナの流行で、自動車と二輪車の国内需要はほぼゼロまで落ち込んだが、コロナ収束後の回復に期待したい」と話した。

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