【香港】香港ディズニー、5カ月ぶりに営業再開[観光](2020/06/19)
香港ディズニーランド・リゾートは18日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1月末から臨時休園していた香港ディズニーランドの営業を再開した。世界各地にあるディズニーのテーマパークのうち営業を再開するのは香港が2カ所目で、この日を待ちわびていた香港のディズニーファンが、感染予防策を確認しながらアトラクションなどを楽しんだ。
午前9時半には園内のメインストリートでセレモニーが開かれ、同社のステファニー・ヤング・マネジング・ディレクター(MD)やミッキーマウスなどのキャラクターが開園を祝い、入園客を迎え入れた。
入園待ちの列で先頭にいた10代の香港人女性2人は、以前は週3~4回のペースで香港ディズニーを訪れていたといい「休園期間はディズニーのアニメ映画作品を見て我慢した」と振り返った。香港ディズニーは感染防止策として、キャラクターと入園者による近距離での写真撮影を当面見合わせる代わりに、一緒にアトラクションを楽しめる新しいサービスを開始した。女性は「(写真撮影の)代わりにキャラクターたちと一緒にアトラクションを楽しめるのはありがたい」と理解を示した。
香港ディズニーは入園者数を制限するため、営業再開に当たってオンラインによる事前予約制を採用。1日の入園者数の上限については非公開としているが、再開初日と父の日を含む週末(20~21日)の枠は全て埋まっているという。