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【インドネシア】出入り許可証不所持、Uターン命令6千台超[運輸](2020/05/29)

ジャカルタ特別州運輸局は、27日夜までに首都圏外から圏内に入ろうとした車両6,364台に対し、もと来た場所へのUターンを命じた(アンタラ通信)

ジャカルタ特別州運輸局は、27日夜までに首都圏外から圏内に入ろうとした車両6,364台に対し、もと来た場所へのUターンを命じた(アンタラ通信)

インドネシアの首都ジャカルタ特別州運輸局は、27日夜までにジャカルタ首都圏外から圏内に入ろうとした車両6,364台に対し、もと来た場所へのUターンを命じたと明らかにした。11カ所のチェックポイントで通行車両を検査したところ、州が発行する出入り許可証(SIKM)を所持していなかったことが理由。

ジャカルタ特別州は、州内の居住者が首都圏の外に出る際と、首都圏外の居住者がジャカルタに入る際に、それぞれSIKMの取得を義務付けている。

シャフリン運輸局長は、一般道だけでなく、バスターミナルや鉄道駅、スカルノ・ハッタ国際空港でもSIKMの所持検査を実施していると説明した。

28日の国営アンタラ通信によると、シャフリン局長は、イスラム教の断食明け大祭(レバラン)前に首都圏から地方に帰省した人は約180万人に上るとみている。このうち公共交通機関を利用して首都圏を離れた人は75万人。これに加えて道路公団ジャサ・マルガが運営する高速道路を利用して圏外に出た車両台数(46万5,000台)に乗車していたと推定する人数を加算して試算した。

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