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【マレーシア】主要港の貨物輸送、29日まで期間限定で許可[運輸](2020/03/30)

マレーシア日本人商工会議所(JACTIM)は26日、マレーシアの主要港に保管された全ての物品の輸送が29日まで期間限定で政府に認められたと明らかにした。

マレーシア運輸省が26日、スランゴール州・クラン港、ペナン州・ペナン港、ジョホール州・パシルグダン港に保管されている全ての物品について、3月27~29日の期間限定で1日24時間体制で輸送を認めると発表した。各港の倉庫にほぼ保管能力いっぱいまで貨物が滞留しているため、今ある全ての貨物を倉庫から搬出する。また、活動制限令中の間、輸入された生活物資が港に滞留して供給が遅れることのないよう、生活必需品以外の貨物を一時的に港湾外の倉庫に保管することを認める。

マレーシア連邦警察(PDRM)は27~29日の間、運送業者の車両が生活必需品、非必需品を含む全ての貨物をスムーズに目的地に運べるよう保証する。

マレーシア貨物フォワーダー連盟(FMFF)は先に、国内港湾が生活必需品以外の貨物であふれ、港湾機能に支障を来す恐れがあるとの懸念を表明していた。

運輸省はまた、活動制限令中もサプライチェーンが寸断されないよう、全ての輸出活動の継続は許されていると声明に明記した。

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